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注文から完成までの流れ

このページでは、土地探~注文住宅の設計・依頼~工事着工から完成まで、全行程の一般的な流れを解説します。また、各過程での注意点なども紹介していきます。

注文住宅完成までの流れ/土地探しから着工まで

まずは、土地探しから契約を経て、工事を着工する前までの工程を紹介します。主には以下の6つのステップになります。

1.土地探しとプラニング

住みたいエリアと、予算や希望条件を検討しながら、まずは土地探しを始めます。情報は、インターネットや住宅情報誌、地元業者のチラシなどを活用します。

  • ポイント…通勤時間や教育・自然環境なども含めて希望地をある程度絞り込み、朝・昼・晩での変化など、その地区の状況を幅広い時間帯でチェックするといいでしょう。

2.資金プランニング

頭金と、ローンの借入期間と総返済額をシミュレーションして、土地と建物にかけられる予算を算出します。

  • ポイント…住宅完成までではなく、入居する際の引っ越し費用や、税金なども含めた総額での資金計画が必要で、ある程度の余裕を持たせることも重要です。

3.土地購入と施工業者選定

土地購入に関する契約手続きと並行して、注文住宅の施工を依頼する業者を選定していきます。

  • ポイント…土地の購入契約にあたっては、売買契約書と重要事項説明書のチェックはもとより、地盤調査も忘れてはなりません。業者設定は、契約する土地と、住宅に求める条件を提示して、複数業者から相見積もりをとってしっかり比較検討しましょう。

4.業者との工事請負契約

住宅メーカーや工務店に施工を依頼する場合、工事請負契約を締結します。デザイン事務所に依頼する場合、まずは設計・工事監理契約を締結して、後に施工業者と別途、工事請負契約を締結することになります。

  • ポイント…契約にあたっては、詳細な内訳の明示された見積書や仕様書、設計図などの提示を受けて、その内容を細かく吟味する必要があります。

5.基本設計と建築確認申請

設計は、基本設計図と、それをベースに実施設計図が作成され、確定後に建築確認申請を出します。

  • ポイント…建築確認申請後に変更すると再申請になってしまうので、実施設計図は最終確認のための図面と意識して、納得できる設計かを見極めましょう。

6.住宅ローンの申し込み

設計が決まって建築工事が確定したら、金融機関などに住宅ローンを申し込みます。ただし、現実的には計画段階で金融機関に相談しておくといいでしょう。

  • ポイント…住宅ローンも多様化していて、金利・返済総額も異なるので、これも複数の比較検討をおすすめします。

注文住宅完成までの流れ/着工から工事完了まで

次に、工事着工から住宅完成までの6つのステップを紹介します。

1.工事着工

工事着工にあたっては、整地が必要となる場合もあります。また、建て替えなら解体工事も必要です。

  • ポイント…整地や解体工事も含めて、事前には必ず近隣への挨拶が欠かせません。

2.地縄張りと地鎮祭

住宅の大きさやレイアウトなどがわかるように縄をはっていく作業を地縄張りといます。その後、地鎮祭を実施します。

  • ポイント…地縄張りが図面通りかをチェックします。地鎮祭は略式化するなどコスト削減にもなります。

3.基礎工事と上棟式

木造住宅の場合は最初に基礎をつくり、土台や柱・梁といった骨組みをつくります。最上部の棟木という部材を上げるタイミングで上棟式を実施します。

  • ポイント…完成後には目にしにくい構造部分の状況をチェックしましょう。

4.屋根・外壁・外部建具・配線配管工事

屋根の次に外壁を工事したら、玄関ドアやサッシなどの外部建具を取り付けます。その後に配線や配管などの工事を実施します。

  • ポイント…電気や各種端子の位置や数は配線工事前までに確定させ、建具のガラスの種類は内装工事が始まる前にまでに決めましょう。

5.内外装・内部建具工事

壁や天井に下地バードを貼ってから、床材や壁のクロスを貼っていきます。その他、内部の設備機器や照明器具などを設置していきます。

  • ポイント…下地ボード貼りが完了する大工さんの作業も終わりなので、依頼ごとがあれば、それ以前に相談しておきましょう。

6.工事完了・検査

建物が出来上がったら、建築申請通りかを工事監理者が検査します。その後に役所の検査があり、合格後に関係者立ち会いのもと、確認を行います。

  • ポイント…各種設備の動作チェックや、キズや汚れがないかなど、しっかりチェックしましょう。

注文住宅完成までの流れ/工事完了から入居まで

建物が完成した後にも、以下の3つのステップがあります。

1.各種登記申請

検査が無事終了したら、鍵と書類一式を受け取り、住宅の引き渡しとなります。そして、新築物件の登記簿による表示登記と、権利書による保存登記とを申請します。金融機関との正式なローン契約も、このタイミングで締結します。

  • ポイント…引き渡しが完了した時点で、住宅の所有権や監理責任が施主のものとなります。

2.引っ越しとローン返済スタート

新居の引っ越しと合わせて、各種公共料金の手続きを実施します。住宅ローンの返済もここからスタートします。

  • ポイント…資金計画をベースに、可能な範囲での繰り上げ返済や、メンテナンス費用などを見込んでおくといいでしょう。

3.アフターメンテナンス

多くの施工業者では、保証制度や定期点検を実施しています。すぐにメンテナンスやリフォームが必要になることはないでしょうが、施工業者とは長年の付き合いになるので、良好な関係を維持しましょう。

  • ポイント…家を長持ちさせるには、清掃など日常的なメンテナンスも重要です。