平屋
年を取っても暮らしやすい「階段の無い家」という選択肢。
建売にはファミリー向けに作られた2階建てが多い中で、平屋は注文住宅ならではのこだわりといえるかもしれません。平面なので生活導線を描きやすく、建てる前から暮らしのイメージができます。
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自然素材
一段上をゆく「自然素材・木の家」はどうですか。
板倉造りとは、伊勢神宮などの神社仏閣に採用されている伝統工法です。通常よりも3倍ほど多い無垢の木材を贅沢に使用する村木の板倉造りは、調温・調湿に優れ年間を通じて快適に過ごせます。
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独創的外観
せっかく注文住宅を建てるのに、外観にこだわらずどこにこだわるつもりですか?
エコーアートなら内外をヨーロピアンやメルヘンチックな雰囲気で満たし、ひと目で「好き!」と思える注文住宅を叶えられます。
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自然素材の家をいつまでも美しく保つためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。「自然素材はお手入れが大変」といわれることもありますが、素材に合わせた方法を覚えてしまえば簡単にメンテナンスできるようになります。日頃のお手入れ方法と併せて、傷や汚れがついてしまったときの対処法を覚えておくとなお安心です。
無垢材をはじめ、自然素材別の具体的なメンテナンス方法を以下でご紹介します。
無垢材の普段のお手入れは、掃除機をかけたり軽く掃き掃除をしたりするだけで問題ありません。また、無垢材は基本的に見ずに濡らさないことが大切です。クリーンシートを使う際は、水分のないドライタイプのものを使用しましょう。ウエットタイプのシートには、洗剤成分が含まれていることがあります。これを使うと無垢材が傷んでしまう原因になるため、要注意です。
気になる汚れを見つけたら、水に溶かした中性洗剤と固く絞った雑巾で優しくふき取りましょう。強い力でゴシゴシ擦ると、かえって無垢材が傷んでしまいます。
ワックスがけをする際は、従来の床材と同じく年に1回程度の頻度で問題ありません。このときは、ダメージを抑えるためにも自然素材用のワックスを選びましょう。
「呼吸する壁」と言われる漆喰。普段のお手入れとしては、布でさっと拭き掃除をしたりはたきで埃を落としたりといった方法で問題ありません。汚れが付着したら、消しゴムや過酸化水素ナトリウムを使用して落とせます。過酸化水素ナトリウムを水に溶かし、それを汚れの部分に塗布。しばらく時間を置くと汚れが浮いてくるので、これを柔らかい布で拭き取れば汚れを落とせます。
コーヒーなどのシミ汚れには、サンドペーパーが効果的。表面を優しく擦るようにすれば、簡単にシミ汚れを落とせます。漆喰は特別なアイテムを用意しなくても、身近なものがあれば簡単にお手入れできるのが魅力です。時間が経つほど風合いが変わるため、時間をかけて質感の変化が楽しめるという特徴もあります。
立体感のある質感が特徴的な珪藻土。珪藻土は、漆喰と同じく消しゴムを使ってお手入れできます。気になる汚れを見つけたら、プラスチック消しゴムで軽く擦れば汚れを落とせます。埃は、はたきで叩いたり箒などで軽く掃いたりすれば問題ありません。
拭き掃除では洗剤を使わないようにして、固く絞った雑巾でさっと拭き取るに留めるのがおすすめ。消しゴムや雑巾で落としにくい汚れには、サンドペーパーを使うと効果的。珪藻土の風合いを傷つけないよう、強い力で擦るのではなく優しく拭き取ることが大切です。
また、カビが繁殖してしまったときは、カビ取りスプレーを活用しましょう。ひび割れを発見したら、割れ目・傷部分に霧吹きで水を含ませたうえでヘラを使い、周りの珪藻土の粉を割れ目に塗り込んでいきます。乾燥して粉が固まることで、ひび割れを直せます。
傷をつけてしまった場合、飲みこぼしで汚してしまった場合など、ケース別のメンテナンス方法をご紹介します。
とくに小さな子どもがいるご家庭では、飲み物をこぼしたことによる汚れが心配なもの。こぼした飲み物を柔らかい布でさっとふき取れば、シミになるのを防げます。また、オイル塗装を施したり蜜蝋ワックスでワックスがけをしておくことでシミが浸透しにくくなります。表面に薄く固い膜を作って保護する「ウレタン塗装」「UV塗装」を施すのも良いでしょう。
どうしても気になる汚れがあれば、目が細かいサンドペーパーで汚れを擦り落としましょう。その上から蜜蝋ワックスを塗れば、削った部分との差異を小さくできます。
床に傷がついたら、シミのお手入れ方法と同じくサンドペーパーを使うのがおすすめ。傷部分を優しく擦ることで、目立たなくなります。小さな傷・へこみであればお湯を含ませた布とアイロンまたはドライヤーを使って補修可能。気になる部分にお湯を含ませた布を当てて、その上からアイロンまたはドライヤーで加熱します。こうすることで、木が熱を吸収して膨張し、小さな傷やへこみが目立たなくなるのです。
自然素材は雑巾や消しゴム、サンドペーパーなど身近な道具でお手入れできます。素材別のお手入れ方法を覚えて、普段からケアしていくことが大切です。また、無垢材をはじめとする自然素材は長年使い込むことで風合いが変化するという魅力も。こうした経年変化を楽しめるのも、自然素材の家ならではです。日頃からお手入れをすることはもちろんですが、経年変化を楽しんでみるのも良いでしょう。