平屋
年を取っても暮らしやすい「階段の無い家」という選択肢。
建売にはファミリー向けに作られた2階建てが多い中で、平屋は注文住宅ならではのこだわりといえるかもしれません。平面なので生活導線を描きやすく、建てる前から暮らしのイメージができます。
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自然素材
一段上をゆく「自然素材・木の家」はどうですか。
板倉造りとは、伊勢神宮などの神社仏閣に採用されている伝統工法です。通常よりも3倍ほど多い無垢の木材を贅沢に使用する村木の板倉造りは、調温・調湿に優れ年間を通じて快適に過ごせます。
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独創的外観
せっかく注文住宅を建てるのに、外観にこだわらずどこにこだわるつもりですか?
エコーアートなら内外をヨーロピアンやメルヘンチックな雰囲気で満たし、ひと目で「好き!」と思える注文住宅を叶えられます。
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自然素材の家に憧れている方は多いでしょう。しかし自然素材って言っても、どのような素材が使われているのか、具体的に把握していますか?このページでは、自然素材の家に用いられる素材について解説していくので参考にしてください。
無垢材を簡単に言うと、天然の木から加工せずに一枚の板として切り出した素材のことです。特に特定の木材を指しているのではなく、一枚板として活用することで、木材本来の柔らかな肌触りや温かみを感じることができるでしょう。たとえばフローリング材として一般的なものとして「複合フローリング」がありますが、これは木材を複数張り合わせた、加工したものなので無垢材とは異なります。
無垢材を用いることで時間が経過することによって、独自の味わいである経年劣化を楽しむことができ、さらに木材の香りに癒される空間に仕上げることができるでしょう。
広葉樹であり、ウイスキーの樽や船舶などの材料です。明るい色味をしており、木目も美しいため無垢材を謳っている企業の多くが用いているのが、オークです。比較的重さもあり、硬い材質のため、傷がつきにくい特徴があります。そのためペットや小さな子供がいる家庭にも使いやすく、比較的安価で、和風・洋風でも合いやすいなどのメリットがあるため、非常に人気の木材です。
広葉樹のひとつで、明るい色合いをしている木材です。比較的硬さもあるため、傷・衝撃にも強く、優れた耐摩耗性もある高級感のある材質になっています。表面のきめ細やかさも魅力的で、明るくツヤ感もあるためフローリングに適しているでしょう。メープルを活用することで、明るい空間に仕上がり、清潔感のある印象になります。ただ表面が少しひんやりするため、温かみを感じたい方には注意が必要です。
クルミ科の落葉広葉樹のひとつで、比較的高級な樹種にあたります。強い衝撃性や高い耐久性を兼ね備えている人気の木材です。ダーク系の色味で、重厚感のある木目が美しい素材であり、経年劣化に伴い徐々に黒から茶色へ変化していきます。加工時にゆがみも少ないため、無垢材のフローリングだけでなく、楽器などにも使用されるケースも多いでしょう。ウォールナットをフローリングなどの建材として用いることで、高級感のある空間を演出でき、都会的かつシックな雰囲気が出来上がります。
広葉樹のひとつで、その中でも比較的高級な素材です。優れた強度と少ない収縮性という特徴があり、寸法が安定しやすいなどのメリットがあるため加工しやすい木材として人気があります。内装材や家具だけでなく、船の甲板などにも採用されるなど幅広い業界で選ばれ続けているでしょう。赤褐色の濃い木目は徐々に深みのある色合いに変化していき、その変化を楽しむこともできます。
日本では馴染みのあるスギは、建材として古くから使用されていた木材です。針葉樹のひとつで、軽さや柔らかさを持っているため、素足でも心地よい質感が魅力的でしょう。和室・洋室に関係なく、どんな空間にも合いやすい素材になっています。ただ柔らかいため傷も入りやすく、経年により色の変化がしやすい素材なので、扱い方に注意が必要です。また木の香りも強いため、ニオイに敏感な方にとっては不向きかもしれません。ただ比較的安価なので、予算を抑えた自然素材の家をつくることができるでしょう。
ヒノキも杉同様に、 日本では馴染み深い木材です。ヒノキと言えば「檜風呂」のイメージを抱く人が多いように、浴槽として使えるほど水に強く、腐食しにくい特徴を持っています。強度や耐久性もあり、美しい木目はどんな空間にもマッチしやすいでしょう。またヒノキならではの香りにはリラックス効果があると言われており、害虫が苦手な成分も含まれているので建材に向いています。ただ成長までに時間も要し、手間もかかるためコストが高めというデメリットも。
針葉樹のひとつで、伐採する地域によって材質や強度、風合いなどが異なります。パインと言えば柔らかさが特徴的で、素足でも歩きやすく、床に触れたくなくような肌触りが魅力です。しかし簡単に傷がつきやすく、メンテナンスが大変というデメリットもあるでしょう。白っぽい色から、徐々に茶色の色に変化し、節も多く、居心地の印象を与えてくれます。ナチュラルな雰囲気を演出したい方におすすめです。
浜松の天竜区で育つスギやヒノキは、南アルプスと天竜川の急斜面で育っており、真っすぐで節も少ない木材です。同じ天竜材であっても特徴は様々ありますが、高い等級の天竜スギであれば、スギ・ヒノキともに目幅が詰まっています。粘りも強いため、油分が多く含まれており、カンナをかけると輝くような光沢が魅力的です。感触や気持ちのいい香りなど天竜材ならでは魅力が感じられるでしょう。
漆喰は消化灰が主な原料であり、外壁や内壁の塗り壁の素材として活用されています。調湿・消失効果も優れており、不燃焼や脱臭効果、カビが発生しにくいなど、様々なメリットがあるでしょう。平滑なつるつるとした表面や、凹凸で模様をつけたデザイン性の高いものなど、さまざまな仕上がり方を選べるのも特徴的です。ただ左官職人の高い技術力で、漆喰の壁の出来上がりは左右されてしまいます。そのため職人で仕上がり具合にバラつきがあり、費用面もやや高くなってしまうでしょう。
プランクトンの化石が主な原料である塗り壁の材料です。珪藻土の特徴は、多孔質で漆喰以上に優れた調湿機能があるということ。高い調湿性はダニやカビなどの発生も抑えてくれる効果が期待でき、また消臭効果や高い防火性などの機能も発揮してくれるでしょう。また珪藻土は比較的取り扱いやすく、DIYで簡単に施工しやすいのもメリットと言えます。少しでもコストを抑えたいなら、珪藻土の壁をDIYするのも良いでしょう。
有害とされる化学物質を一切含まず、100%天然原料でつくられた塗料のことです。国内で市販されている一般的な塗料には、ポリウレタンやエポキシなどの合成樹脂と、トルエンなどの有機溶剤からできており、これらの溶剤は塗布した後も揮発し続ける特徴があります。この揮発物質はVOCと呼ばれ、発がん性や神経毒性などの慢性的な毒性が報告されており、長期間にわたって吸い続けることで、身体に様々な悪影響を及ぼすと言われているため注意が必要です。そのため自然塗料を選ぶ方が増えていますが、自然塗料には明確な定義がなく、一部の製品には化学物質が含まれているものもあります。自然塗料を活用する際には、どのような成分が含まれているのか必ずチェックしましょう。
天然の木質繊維を利用して作られた断熱材です。繊維の隙間に空気を含ませることによって、高い断熱性能を発揮するという特徴があり、ガラス・岩石などの無機系繊維と異なり、繊維ひとつひとつの中にも小さな空気層が含まれています。断熱性だけでなく、吸音性も高く、吸放湿性能も兼ね備えているなどのメリットも。
羊毛が原料となっている断熱材で、羊毛繊維1本1本に空気を含ませることによって断熱性能を発揮します。湿気の多い日本の気候にはピッタリの断熱材と言われており、カビやダニ、結露などを防ぐ効果も期待できるでしょう。熱を加えると炭になり、炎が上がりにくいという特徴があり、有毒ガスも発生しにくいため火災時にも安心です。また吸音性などもあり、小さな子供がいる方や楽器をする方、外の騒音が気になる方におすすめの素材だと言えます。
ワインの栓として用いられるコルク樫の樹木を原料として作られた断熱材です。コルク自身の樹脂成分で固まるため、化学物質を含む糊を用いる必要がありません。そのため人にも環境にも優しい成分と言えます。ワインの栓にも使われるほど耐水性の高い素材であり、吸放湿性を持ち、結露の発生の予防やダニなどを防ぐ効果も期待できるでしょう。また燃えにくい性質や遮音性なども兼ね備えた断熱材です。