平屋
年を取っても暮らしやすい「階段の無い家」という選択肢。
建売にはファミリー向けに作られた2階建てが多い中で、平屋は注文住宅ならではのこだわりといえるかもしれません。平面なので生活導線を描きやすく、建てる前から暮らしのイメージができます。
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自然素材
一段上をゆく「自然素材・木の家」はどうですか。
板倉造りとは、伊勢神宮などの神社仏閣に採用されている伝統工法です。通常よりも3倍ほど多い無垢の木材を贅沢に使用する村木の板倉造りは、調温・調湿に優れ年間を通じて快適に過ごせます。
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独創的外観
せっかく注文住宅を建てるのに、外観にこだわらずどこにこだわるつもりですか?
エコーアートなら内外をヨーロピアンやメルヘンチックな雰囲気で満たし、ひと目で「好き!」と思える注文住宅を叶えられます。
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注文住宅にはいくつかのプランがあり、それによって設計やデザインの自由度が違ってきます。こちらでは、それぞれのプランの特徴やメリット・デメリット、どんなタイプの方におすすめか、などをまとめてみました。
フルオーダーは文字通り、間取りや動線はもちろん、建材や断熱材、窓、外装、インテリア、水回りの設備などのメーカーまで、すべて自由に選んでデザインできることです。
ゼロから家づくりをしますので、設計の原案もない状態でアイデアを出すところから施主が関わります。細部にまでこだわって、納得のいく家づくりができる注文住宅のタイプです。
フルオーダーのメリットは、なんと言っても世界に一つだけのマイホームをデザインできること。土地の形状や技術的な制限を除けば、音楽を楽しめる防音の部屋や広いリビングルームなど、これまで夢に描いていたものを現実にできることでしょう。
また不要なものは削ぎ落とすことができるので、建売にあるような「この部分は必要ないのだけれど」と妥協しなければいけない設備に無駄にコストをかけずに済みます。
建築基準法に沿っていれば土地の形に対して柔軟な設計が可能ですので、変形地などでも個性ある家を建てられるのも、フルオーダーの魅力です。
自分の理想の家を一から作ることができる分、他の注文住宅と比べて予算がオーバーしたり費用が高くなるリスクが大きいでしょう。ですから設計デザインが完了しないと、正確な予算がでないといったことが起こります。
ゼロから作り上げるので、その分時間がかかります。家を建てようと決心してから入居までの期間が、セミオーダーや規格住宅と比べて長くなりやすい場合も。
またモデルハウスやCGによる参考資料が存在しないため、完成イメージが描きにくいという点もあります。
こだわりを持っている人、コストや時間がかかっても自分の描いた家を納得のいくまで考えながら作り上げていきたい人に向いています。
またもの作りが好きで、自分の趣味や仕事などのライフスタイルを反映した、オリジナルの家を作りたい方にも向いています。
間取りやデザイン、構造、設備などがある程度決まっており、そこからスタートして自分の好みに少しずつ変えていく注文住宅がセミオーダーです。住宅の知識がそれほどなくても、家族の夢を叶えるポイントがところどころに反映された家を作ることができます。
あらかじめ用意されたパーツやデザインの中より選びながら作り上げるのですが、比較的選択肢が多いメーカーもあるので、プランの進め方によってはオリジナリティの高いデザインが可能です。
フルオーダーと同じにはできませんが、間取りの変更や内装の選択によっては、かなり自由度が高くオリジナリティあふれる家を実現することも可能です。ハウスメーカーや工務店により自由度も異なるので、選択肢の多い会社を見つけることが大切です。
また基本のデザインが存在しますので、おおよその予算が分かり資金計画が建てやすいこともメリットです。もちろんフルオーダーと比較した場合、低コストで家を建てやすくなるでしょう。
時間的にも大きく節約できるでしょう。元のプランから希望の部分を変更したり、インテリアの好みを反映させたり、施主が関わる部分もそれなりにありますが、ゼロから作り上げる手間はありませんので、通常はフルオーダーより短い時間で完成しやすいのです。
フルオーダーと比較して、自由設計度が低くなることがデメリットです。ある程度の追加変更が可能な分、家族の要望が増えたり、あれもこれも実現したいことが大きく膨らみます。オリジナルプランからの追加変更が増えた分だけ、コストもかかりやすいことを覚えておきましょう。
フルオーダーほどではないですが、打ち合わせにかかる時間も規格住宅と比べると長くなりやすい場合も。また追加変更が増えるほど元々の完成イメージからも離れるので、想像しにくくなるという点もあげられます。
自分の思い描いた家を建てたい、けれども予算も時間も同じくらい大切と考えている人に向いています。どちらもある程度の妥協をしていい場合は、セミオーダーの注文住宅がおすすめと言えるでしょう。
セミオーダーのように住宅会社が用意しているプランから選ぶことは同じですが、その後の追加変更が基本的にはできないものが規格住宅です。間取りやデザインも一般的で、使いやすさや受け入れられやすさを考慮したものが多いのも特徴です。とにかくイメージ通りの家となるので、モデルハウスや画像で見たままの状態で完成させることも可能です。
コストが抑えやすくなる点がなによりのメリットでしょう。建材や断熱材、窓などすべての資材において大量に仕入れることができるため、その分のコストを削減しやすくなり、設計士やデザイナーにかかるコストも抑えやすいのです。
入居までの手間や時間がかかりにくいこともメリットです。家づくりそのものにそこまでこだわりがなければ、設計やデザインに参加するのは少々面倒なもの。このステップが使いやすいデザインですでに完成されているので、大幅な時間と手間の節約も可能。
モデルハウスのある会社のものであれば実際の家を見学できるので、空間の大きさや色、全体の雰囲気などを具体的につかみやすく、引っ越してからイメージと違ったというような問題が起きにくいのも規格住宅のメリットです。
他のプランに比べ自由度が低いことが一番のデメリットと言えるでしょう。あらかじめデザインされているので、一般的に使いやすい間取りが多い反面、個性がないと感じる場合も。家庭によってはこれが家族の使い勝手と相まって、不便に感じることもありそうです。
また興味がなければそれほど大きなデメリットとはなりませんが、やはり一から考えて家を建てる楽しみが味わいにくいこともあげられます。多くの人にとって一生に一度である家づくり。夢を描きつつ計画していく過程を楽しみたいという人であれば、デメリットとなってしまいます。
なによりもコスト重視で、できるだけ安く家を建てたい人に向いています。またデザインなどの家づくりの過程に参加せずに、手間暇かけず時間も節約したい場合、規格住宅に向いていると言えるでしょう。
大きな買い物である家づくりは、それぞれの家族によってこだわりや予算が違ってきます。また3つの注文住宅タイプによってメリットもデメリットも異なります。優先順位や譲れない要望などをよく話し合い、どれだけの予算をかけられるかも計算して、どの方法が自分たちの理想の家を建てるのにふさわしいかをしっかり検討してみましょう。